ToMoLog’s blog

海外大学院について、ストックホルム大学院についてのあれやこれやをつづっていきます。皆さんの海外留学・スウェーデン留学のお供となれるようなブログを目指しています。

海外大学院、あなたはどのタイプ?

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行く前に知っておきたい!自分のニーズ

 

以前学費のこと、大学でどのようなことをしたいかに合わせて海外大学院の選び方をご紹介してきましたが、今回は大学院を受けるにあたってもう少し他の面での自分のニーズを考えながら大学院を決めていく、絞っていく方法をご紹介していきたいと思います。

こちらはいつもより軽めの記事になっていますし、書くまででもないのかなとは思いますが、なんとなく言いたい情報だったのでアウトプットしておこうと思って書いてみました。なので、さら~と軽く読み流してください~。

 

 

 

いろんな場所に住んでみたい?それとも同じ場所に住み慣れたい?

 

一つ目のポイントは「場所」です。

 

修士課程といえば、大体は2年間の場合が多いかと思いますが、人によっては同じ場所で2年間よりもいろんな場所での海外生活を満喫してみたい!という方もいらっしゃるかと思います。

 

そういった方には前回もご紹介したErasmus Mundus Joint Master Degreesという修士プログラムがお勧めです。

こちらのプログラムは欧州連合国(EU)が提携しているプログラムで、EU内の国で、同じプログラムを持っている大学同士で提携を組んで2年間を通して同じプログラム内容を違う大学で学んでいく授業でもあります。ちなみにプログラムによってはEU圏外の大学とも提携を結んでいることがあり、アメリカやメキシコなどにも行けたりできます。

 

このプログラムでは同じ大学に2年間通うのではなく、大体1年から半年ごとにプログラムの提携を結んでいる大学間を移動しながら修士プログラムを修了していく感じです。

 

滞在できる期間は本当にプログラムによってまちまちですが、例えば

「A大学で少なくとも最初の1年は勉強してね、そのあとはB大学かC大学どっちかに必ず半年いてね~、あ、でも最後のセメスターはどこにいてくれても(Aに戻ってもBかCに引き続きいてくれても)大丈夫だよ~」

というプログラムもあれば

「半年ごとに必ず提携内の違う大学に移動してね~」

というプログラムもあります。

 

逆に言うとずっとその場にいたくてもプログラム上移動しなくてはいけないので、プログラムを選ぶ際(こちらのカタログを参照してみて下さい)は、

どの提携国、提携大学に行っても自分が満足するか、

大学院生活を納得して過ごせるか

が大切になってきます。海外で暮らす際に国との相性は大変大切だと思いますので。

とはいっても実際に住んでみないと相性なんてわからないかもしれませんが、少なくとも行く前に悪い印象を持っていないかどうかは大切だと思います。

 

ただ、このプログラムは

「大学院生活の間にいろいろな国で滞在経験をしてみたい!」

「どの国が自分に合っているのか今はわからないのでとりあえず色々試してみたい!」

と思っていらっしゃる方にはピッタリだと思います。

 

また、先ほども言いましたように、Erasmus Mundus Joint Master Degreesではイギリスの大学、カナダやアメリカの大学もプログラムによっては提携を結んでいることがあります。前回の大学院の学費についての記事でもお伝えしましたが、イギリスやアメリカの大学院に正規留学をしたければお金がかなりかかってしまいます。

奨学金を手に入れて頑張るという手もありますが、このプログラムだと学費がだいぶ低く抑えられる上にアメリカやイギリスなどの学費の高い大学で半年以上は勉強できるチャンスもあります。なので学費の高さで大学院をあきらめかけている方は、このジョイントプログラムは行きたい大学に、行きたいに国で勉強できるチャンスかもしれません。

 

エラスムスプログラムについての詳しい調べ方はこちらの記事に書いてありますのでどうぞそちらも合わせてお読みください。

ちなみに奨学金についての記事はこちら

 

もちろん、Erasmus Mundus Joint Master Degrees以外にも選択肢はあります。

普通に海外の大学院に正規入学をして交換留学をするという手もあります。

こちらはストックホルム大学の私修士プログラムの例になってしまいますが、交換留学先としてEU圏であれば

イギリス、ドイツ、フランス、ポーランドフィンランド、オランダ

などの大学、EU圏外であれば

アメリカ、ニュージーランド、日本

などの大学に、修士2年目の最初の半年間は交換留学できるシステムがあります。

留学するための一定の条件などは大学によってはもしかしたらあるかもしれませんが(私のプログラムではプログラムでの成績の平均ががある一定以上でなければならないという条件があります)

交換留学プログラムを使って他の大学、他の国に行くという手もあります。

こちらも交換留学ですので、ホームの大学に学費を払ってさえいれば現地で学費を払う必要はありません。また、こちらも以前お話しましたが、留学先によっては奨学金をくれる大学もあります。例えばストックホルム大学からの交換留学であれば、EU圏内での留学だと国籍関係なく自動的にエラスムス奨学金という奨学金がもらえます。

 

なので、行きたい大学院のプログラムが交換留学プログラムを持っているかはまず初めに確認する必要がありますが、いざとなればエラスムスプログラム以外にも選択肢はありますので、是非是非視野を広げてみてもいいかと思います!

 

ずっと同じ場所で修士プログラムを受けたい方

 

転々と色々な所で勉強してみたい方もいれば2年間同じ場所を堪能したい方もいらっしゃるかと思います。

 

そんな方には大学院が独自で提供している修士プログラムに応募するのがいいと思います。

 

私もどちらかというとこちらのタイプでした。

実は学部時代はベルギーに1年間交換留学をしていたのですが、

現地の生活、様子など、しっかりと現地の雰囲気を把握するのに私の場合は1年じゃ足りないのではないか??とベルギー生活の経験で少し感じていました(もちろんあくまでも個人的意見です)。

 

特に実際に大学院に行く前は、スウェーデンが自分の価値観や生き方に合っていればそこでその後も暮らしていくのもありだなと思っていたので、そういう点を考慮するためにも、しっかりと自分に合っているかを見定めるには、

まず半年だけだと行くタイミングや季節によって判断も変わってきそうだなと思ったこと、

1年ではなんとなく物足りず終わるのかなと思ってしまったことから、

2年間は絶対に現地で生活しようと決めました。こうした理由も、今のプログラムを選ぶきっかけになったと思います。

 

 

なので、本当にいつまでその場所にいたいかどうかなどの自分の「場所と期間」のニーズを考慮してプログラムを選んでみてもいいかと思います。

 

 

いつまで勉強したい?

 

2つ目のポイントは「時間」です。

つまり、いつまで勉強したいかです。

 

大体の大学院は皆さんもイメージしている通り2年間で修士を終わらせるというプログラムが多いです。

 

ただ、いくつかの国は1年間で終わる修士プログラムも提供しています。

 

修士はとりあえず自分のキャリアのために取りたいので早く終わらせたいという方や

色々考えるとなるべく早く働きたいので1年の方がいい

ステップアップのために海外の修士課程に挑戦してみたいけど2年間も住むのはしんどいかも

 

などなど、いろいろな理由が考えられますが、なるべく1年間で修士を終わらせたい方がいらっしゃれば、英語の修士プログラムでしたら、私の過去の経験上

イギリスの修士課程は1年間で終わる場合がほとんど、

他にもオランダの大学院プログラムもいくつか1年間で終わるものがありました。

 

なので、イギリス、オランダあたりで修士課程を探してみるのがいいかと思います。

上記の2か国以外にも1年の修士プログラムを持っている国や大学は私が知っている中でイギリスとオランダがあるだけで、他にも1年間のプログラムはあると思います。

 

前回大学院の学費についての記事studyportalsについてご紹介しましたが、このstudyportalは勉強したい機関の指定なんかもできる本当に有能なウェブサイトです。

ウェブサイトに飛んでもらって例えば行先をヨーロッパとかで指定すれば検索結果から、Durationの条件を絞ることができます。

(使い方詳しくは↑の記事の「EU各国大学院学費」の部分を読んでみて下さい。)

 

ちなみに大学院の探し方はこちらの記事に書いてありますのでどうぞ合わせてご覧ください。

 

逆に1年間のプログラムですと1年間で修士論文を書き上げなければならないので、かなりわたわたしながら卒業だったり、研究内容がしっかり決まっていない場合であれば考え切らないままに修士論文期間に突入してしまう可能性があります。

なので、じっくり勉強したい、焦りたくない、まだ研究内容がはっきりしっかり決まったわけではないので時間に余裕が欲しいという方は2年間の修士プログラムを探してみましょう。

 

ちなみにイギリスの大学に行きたいけど1年は短すぎる!と考えている方がいらっしゃれば、先ほどもお話したErasmus Mundus Joint Master Degreesでイギリスの大学で勉強できるプログラムを探す、2年間の大学の独立の修士課程でイギリスへの交換留学プログラムがへないか探してみるのもありだと思います。

 

まとめ

 

今回はかなり短めのブログ記事となってしまいましたが、期間や場所、時間を考えることも海外の大学院を選ぶうえで大事な要素となると思います。

 

大学院を選ぶ際は、自分の興味分野や学費に合わせて、

 

  • どこにどれだけいたいのか

→転々と色々な所に住んでみたいならエラスムス修士プログラムや大学先での交換留学を考えてみるのがお勧め。

修士プログラム中はずっと同じ場所で暮らして現地ので生活をしっかり把握したいという方は大学院の独立したプログラムを考えてみるのがお勧め。

 

  • いつまで勉強したいのか

修士は早めに終わらせて次のキャリアに進みたいという方はイギリスやオランダの大学院を考えてみるのがお勧め

→勉強はじっくりしたいという方は2年間の大学院プログラムを探すのがお勧め

 

の2つの点を考慮してみて下さい。

 

こちらの記事が少しでも皆さんのお役に立ちますように...!

 

 

 

何かご質問ある方はインスタグラムもやっておりますので、アカウント@tomolog_logにてコメント下されば対応いたします(現役大学院生なので研究で忙しく返事が遅れることもございますがご了承ください)

 

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