ToMoLog’s blog

海外大学院について、ストックホルム大学院についてのあれやこれやをつづっていきます。皆さんの海外留学・スウェーデン留学のお供となれるようなブログを目指しています。

留学前の To Do リスト!

 

 ミニコラム:留学前に準備しておきたいことの記事では、交換留学前、大学院生活を始める前にやっておきたい勉強面での準備、心の準備などについてお話ししましたが、今回は具体的に準備しておいた方がいいことについてのまとめ記事を書いてみました!
 「留学が決まった!」と喜ぶのもつかの間、留学が決まってから留学前の間、正直色々な準備が待っていて、結構バタバタ過ごすかと思います。

 今までビザの申請法やお金のことなど、渡航前準備に関する記事をいろいろ書いてきましたが、そもそもどの順番でやっていくといいのか、優先順位などを特にお伝えしていなかったなと反省したので、この記事では、私の学部での交換留学、大学院での留学を振り返って、思いつく限りのTodoリストとその優先順位を、過去の記事も紹介しながらまとめてみました!

 皆さんのやることリストを作成する時の参考になれば幸いです!

 なお、このブログ自体がスウェーデンの大学院留学について色々書いていることもあるので、どうしてもスウェーデン留学に関する記事が多いです。しかし、今回の記事については、どこの国に留学に行くにしても割と参考になるのではないのかなと思いますので、どうか少しでも多くの留学生の参考になればと思います!

タイミング的にすでに渡航してしまっている方もいらっしゃるかもしれず、記事を出すのが遅くなってしまって申し訳ございません…!

 

①ビザの申請、パーソナルナンバー申請の準備

 留学が決まったらまず始めにしておきたいのはビザ(住民許可)の申請です。

これがないと渡航が難しくなるからです。

スウェーデンに関しては、ビザが降りるのに1ヶ月〜2ヶ月かかる時があります。皆さんの精神的にも、さっさと済ましておくと安心です。

 また、スウェーデンの場合、1年以上スウェーデンに滞在される方は、ビザのほか、パーソナルナンバーの申請も必要になります。

 具体的な手続きは渡航後になりますが、手続きを行うにあたって、窓口での予約がなかなか取れないことがありますので、渡航前にアポイントメントをしておくといいかもしれません!

スウェーデンのビザ、パーソナルナンバーについての詳細は下記の記事で確認できます。

 

www.tomolog-studyabroadinfo.com

 

②住居を決める

 

 留学許可が降りたら、住居を決める必要があります。寮にするのか、アパートにするのか、シェアハウスにするのか、行く場所によっても異なるかと思います。

 もちろん渡航後に引っ越しはできますが、それでも慣れた土地を離れ、10か月以上暮らす場所なので、ここも皆さんのニーズを考えつつ慎重に決めたいところですよね!

 交換留学の場合は、留学先のコーディネーターから寮の申請についての詳細が送られてくると思います。基本はそれに従って申請手続きをしましょう!

寮は基本抽選かと思います。希望通りのところに行けるとは限りませんし、抽選が外れてしまうこともあり得ます(悲しい…)。

 ちなみに、ストックホルム大学の場合は、基本的に交換留学生を優先的に寮に割り当てております。

 寮の申請をすることは可能ですが、留学生数によっては外れることもあるみたいです...。

 私がストックホルムの大学院に行く時も正規の大学院生は部屋は自分で探し出さなければなりませんでした。 寮もダメもとで応募してみましたがやっぱり駄目でした。

 

 大学によってはそのあたりのサポートをしっかりとやってくれるところや、学生数に見合った数の寮が備えられている大学もあるので、ストックホルムのケースの方が少ないように感じますが、そういった情報は事前に確認しておくと良いかもしれません。心配であれば留学先のコーディネーターに相談するのもいいかと思います!

 

 ちなみに、ストックホルムの住居情報については下記のブログで詳しく書いておりますので、よろしければご確認ください!

 

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③保険に入った方がいい場合は入っておく

 交換留学の場合は、基本的に渡航前に日本の保険会社の保険に加入することになると思います。約一年の留学期間を考えると結構お金がかかってしまいますが、旅先の健康を考えると入っておく方が断然安心です。

 特に違う国に行くとなると、環境もかなり変わってくるし、些細なことで体調を壊しやすくなったり、知らないうちに疲れが出てきたりします。

 留学に行くにあたって保険に入った方がいいのか確認し、必要であれば渡航前に加入しておきましょう!

 ちなみに、クレジットカードなどで旅行保険が付いている場合があり大変便利ですが、長期の留学の場合は適用されない場合があります。自身のクレジットカードの付帯保険内容や条件を事前にしっかり確認しておきましょう!

 私が学部留学をしたときは、保険の値段を比較できるサイトを使って、一番いい条件で安価な保険会社を選びました。

 スウェーデンの大学に関しては、以前記事にも書きましたが、正規留学の方で、学費を払っている方であれば、自動的に保険が付与されるはずです。年間に保障してもらえる金額は決まっていますが、特段入らなくても生きていけるのかなと思いました(歯医者のお金も保険が適用されます)。

とは言っても、

気になることがあれば日本を発つ前に病院に行ってあらかじめチェックしてもらっておいた方が、気持ち的にも安心かと思いますので(特に歯医者)、 できれば不安要素は日本で払拭してから万全の準備をして渡航に臨みましょう!これは交換留学、正規留学関係なくです!

 スウェーデンに正規留学される場合の医療保険についての情報は、下記の記事から確認できます~!

 

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④銀行やお金の送金の準備

 お金、に関してですが、皆さんは留学に行かれるわけですから、ある程度のお金を銀行に振り込んで渡航されるかと思います。

しかしながら、渡航先でお金が足りなくなった!となれば、日本にいる方から追加で送金してもらうことが必要になるかもしれません。

 そうなった時のために、日本にいる間に、日本からお金を送金してもらえる準備をしておく必要があります。

日本のキャッシュカードについて

 日本の銀行のキャッシュカードは、基本的に海外では使いません。(デビットカードとキャッシュカードが同じになってるやつは別)

 ですので、個人的にはキャッシュカードは日本に置いて行って、必要な時に日本からお金を振り込んでもらえるように準備しておくといいと思います。私はいくつか銀行口座を持っていたので用途に応じてそれぞれの口座に振り込んでもらえるよう、両親にキャッシュカードとピンコードなどの情報を全て預けていきました。

海外でお金を下ろしたい時

 基本的に海外では日本の銀行のお金をおろしたい時はデビットカードを使います。

 ちなみに、皆さん既にご存じかもしれまでんが、お金を引き出すときに、どのカードが海外で使用可能かについては、カードの裏にPLUSと書いているかどうかで判断できます。カードによってデザインが少し違いますが、下の画像のマークがそうです。デビットカードの裏にこのようなマークがあれば 、そのデビットカードを使って海外のATMでお金を引き出すことが可能です。

 

 手数料は1回の引き出しで基本的に110円くらいかかります。日本の銀行ATMでも引き出しに手数料がかかる場合があるので、それに比べたら全然安価なものだと思います。

 一度に引き出せる金額は国によって違っています。日本でもATMの引き出しは50万円までと決まっているように、国によって制限はありますが、私が学部時代にヨーロッパに留学していた時は、10万円くらいなら一度に引き出せた記憶があります。

※注意点※
〇お金を海外の銀行で引き出すとき、ATMの機械に同様のPLUSマークがついていることを確認してください。PLUSマークがついていないATMでは引き出せない可能性があります。

〇クレジットカードにもPLUSマークがついていることがありますが、お金の引き出しはデビットカードで行ってください(銀行によってはキャッシュカードも大丈夫かも)。最近ではデビットカードとキャッシュカードが同じになっているカードがありますが、デビットカードの方からカードを挿入するようにしてくださいね。

クレジットカードを使ってお金をおろした場合、クレジット会社が代金を建て替える形での引き出しになるので、利子がかなり高くついてしまいます。PLUSマークがついていれば大丈夫、というわけではないのでお気を付けください!

スウェーデンの場合、手数料はもう少し高く、一度に2,000SEK(大体26,000円くらい)くらいしか引き出せなかった記憶があります。スウェーデンでの生活を始めたとき、他のヨーロッパの国に交換留学をしていた時と同様にお金をおろそうとしたら、MAX2,000SEKまでと書かれていて驚きました。手数料も1回につき200~300円くらいとられた記憶があります。

他の国では同じカードで普通におろせたので、私のデビットカードのせいではなく、スウェーデンのATMがそうなのかなと思っています。もはや現金がほぼ出回っていないスウェーデンなので、もしかしたら現金をおろすこと自体制限をかけているのかもしれないですね。。。。

 

 PLUSマークについて、詳細はこちらのページでもご参考にしていただければと思います(WikiPediaですが悪しからず)。

 

日本からの送金のための準備

 上のセクションでも書いたとおり、キャッシュカードや通帳を家族に預けていくことの他に、他にも振込準備をしやすい環境を整えていくことをお勧めします。
 例えば、海外送金するための手段を整えておくことです。

 特に正規留学をされる方や、現地で銀行口座を開設する予定の方は、留学先で送金が必要な場合が出て来るやもしれません。(逆に言えば、現地の口座に振込む予定がない場合は、送金の準備はしなくても大丈夫だと思います。)

 前にこちらの記事でも書きましたが、海外送金をするのであれば、断然WISEがおススメです。銀行やほかの送金方法と比べて、手数料がかなり安いからです。WISEでは1回につき100万円まで送金できます。

 WISEを使ったことがある人はわかるかもしれませんが、WISEで海外送金をする場合は、まずは自分のお金をWISE会社の日本の口座に振り込むことになります。WISEが持っている口座は三井住友銀行の口座だったと思います。

 三井住友銀行の口座を持っている方とかであれば、同じ銀行の口座同士の振込に手数料はかからないはずなので、インターネットバンキングを設定しておけば、海外でも簡単に振り込みができます。しかし、それ以外の銀行口座から振り込みたい場合は、振込手数料がかかってしまう場合があります。

 留学前当時、そういったことを色々考えた末、私はソニー銀行の口座を新たに開設しました。楽天銀行も多分そうかと思いますが、ソニー銀行は完全ネットバンキングで、振込も2回まではどこの口座に振り込んでも手数料がかかりません。(ちなみに日本のATMでの引出しはコンビニや銀行問わず、月4回まで無料です。確か時間帯も制限なかったはず。)他にも同じような条件の銀行は多くあると思いますので、ご自身にあった方法で振込準備を行っていただければと思います。

現地での銀行口座開設の準備

 現地で口座を開設したい場合、学生として行くのであれば、やはり口座維持費がなるべくかからない、簡単に開設できる口座がいいですよね。
 国によって主流な銀行も変わってくるので、これに関しては現地の留学サポートオフィス、コーディネーターの人に聞くのが一番だと思います。

 ちなみに、私は学部時代にベルギーに交換留学をしていましたが、その時はINGバンクという銀行を使っていました。オランダやベルギー、ドイツでは主流の銀行で、支店は他の国にもあります。現地の大学に在学している証明書やパスポートがあれば、交換留学生でも普通に口座開設できました。

 ちなみに、スウェーデンで銀行口座を開設したい、とお考えの方がいれば、銀行口座開設に必要な情報をいろいろまとめた下記のブログも是非ご参照ください~!

 

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⑤携帯のSIMを移行する準備をしておく

 私が学部留学でヨーロッパに行ったときは、基本的にWiFiだけで過ごし、現地で格安の携帯を購入して電話が必要な時は現地の携帯を使用するなどして過ごしていましたが、今やSIMフリーの携帯を持っている方がほとんどかと思いますので、現地のSIMを購入する予定の方が多いかと思います。

 詳しくはスウェーデンのお勧めSIMカードなどを綴ったこちらの記事で述べておりますが、現地で携帯のSIMフリーを使えるようにしておくために、日本にいるうちにしてほしいことは主に次の4つです。

1.SIMフリーにしておく。

 現地で今持っている携帯を使いたい場合は、1のとおり、渡航前にSIMカードが解除されているか、自身の携帯がSIMフリーの携帯かを事前に確認しておきましょう。

(※現地でWiFiだけで生きていこうと思っている場合は必要ないですが。)

 

2.契約している日本の携帯会社を解約、もしくは一時解約する

 今日本で使っている携帯会社の契約は、出国前に解約しておくか、もしくは、一時保留(凍結状態)にしてかないと、留学中、日本のデータを全く使っていないのにお金だけ払わないといけない羽目になります。

 1年間も払い続けていると、意外とお金かかるので、なるべくいらないお金は節約しましょう!

 

3.電話番号を設定しているアプリや契約の内容を変更しておく

 携帯電話番号は、結構いろんなアプリや契約で使用しているので、銀行口座、Googleアカウントの2段階認証、FacebookTwitter...などなど、契約や登録で使っている携帯番号を、最新の電話番号に変更するか、家の電話番号などで登録し直しておく、もしくは他の認証方法に設定し直す、などの対策をしておく必要があります。

 特にGoogleの2段階認証や銀行口座で引っかかるとかなり面倒なので、事前に設定を変更しておきましょう!実は私も、スウェーデンに来てからお金の送金をお願いしようとしたときに、銀行のインターネットバンキングの登録電話が前の携帯電話番号になっていて、その変更手続きをしなければなりませんでした。その時は、日本にいる両親にも手伝ってもらいながら、家の電話番号を登録しなおしましたが、かなり面倒だった記憶があります(^_^;)

 今携帯で持っているアプリは、SIMを変更しても基本的にそのまま使えます(設定を変更し直さないといけない時もありますが、SIMが変更したからといって、データとかは削除されないです。(日本でも、キャリアから格安SIMに乗り換えるときは同じくデータは特に削除されないですよね。)

 

4.SMカードを取り出すための付属ピンを手荷物に入れておく

 これはまぁそこまで重要ではないですが(笑)、現地についてすぐにSIMカードを購入したい場合は、SIMカードの挿入部分にロックがかかっているので、ロック解除できる付属のピンや、それに代わる代替品を持っていきましょう~。

 大学院留学のためにスウェーデンに行ったときは、到着後すぐにSIMカードを購入しデータ通信できるようにしたかったので、iPhoneの付属ピンを手荷物に入れていきました。私と同じように、到着後すぐSIMを買う予定の方がいれば、私は付属ピンを手荷物の中に忍ばせておくのをお勧めします!(預け荷物に入れておくと、ロストバゲージが起きたときに解除できなくて困るのと、取り出すの面倒なので(笑))

 

⑥一年以上海外に住む予定であれば、役所で海外転出届を出す

 交換留学生の方はそこまで重要ではないかと思いますが、私が大学院に正規留学に行ったときは、日本の住民票を破棄しなければなりませんでした。。。これは、住民税に関係してくるのですが、1年以上海外に住む場合、住民票をそのままにしておくと、住民税を支払わなければなりません。その住民税の支払いを免除するために届出が必要ということです。こちらの記事にも書かれておりますが、国外転出する日の14日前から提出可能のようです。渡航前に、お住いの地域の役所にて手続きを行ってください。

 皆さんもご存じの通り、住民税を収める対象であっても、学生の場合は、住民税の支払いを免除されているかと思います。その場合、「免除」となっているので、その期間払っていなくても住民税を払ったものとして勘定されます。つまり、年金をもらう際、学生であった免除の期間分も受給してもらえます。

 しかし、大学院などで他国に正規留学し、1年以上日本を離れる場合、つまり日本の住民票を手放さなければならない場合は、その留学期間中は「住民税を払わなかったもの」とみなされてしまうので、受給の際にその期間分だけ少し年金が減らされてしまいます(もはや十分な年金をもらえない日本でどこまで年金に頼るか、と考えると、正直そこまで痛手ではないと個人的には思いますが)。どうやら、かなり有名な海外大学院に行くとかであれば、日本でも学生として取り扱われ、住民税の免除対象になるみたいですが、かなり一部の大学に限られるみたいです。
 私も例にもれず、スウェーデンに留学する前は、役所に行って手続きを済ましてきました。日本に帰ってきた時も住民票の登録を再度行いました。ストックホルム大学は、残念ながら住民税免除対象リストに載っていなかったらしく、免除も何もありませんでした。

 

⑦荷造り:持っていく荷物を考える

 留学先に何を持っていけばいいのか、については前回下記の記事で詳しく書いたので、よろしければこちらの記事を参考にされてくださればと思います↓↓↓

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 留学先で使いたいもの、持っていきたいものを考えることの他に、荷物をどうやって持っていくかの問題もありますよね。

 荷物はでっかいキャリーケース2つに全部詰めて持って行った、という人もいれば、キャリーケースは1つだけにして、残りは郵送した、という人もいます。

それぞれのメリット、デメリットはこんな感じです。

〇キャリーケース2つを持っていく場合

メリット:確実に持っていける。必要になればいつでも使える。

デメリット:キャリー2個持ちは移動する時に普通にしんどい。

〇キャリー一つ、残りは郵送の場合。

メリット:手荷物は少なくてすむので移動は楽。最終的に手荷物を増やすよりも安く済むときがある。

デメリット:郵送受け取り時に関税を払わされる可能性がある。すぐに届かなくても困らないものをいれておく必要がある。

 

 私の周りでは実際両方いました。キャリーでっかいの2つで持っていく人や、キャリー1つと手荷物一つだけ持って行って、あとは郵送で行く人。キャリー一つだけにしてあとは現地で調達しちゃう、なんていう強者もいましたミニマリスト、うらやましい限りです。)

 

 個人的には、お金に余裕があるのであればキャリー2つで持って行ってしまって、渡航時は家族に運ぶのを手伝ってもらい、着いてから滞在先まではUberやタクシーを使ってしまうのが一番安全だと思います。タクシーを使うことをお勧めしているのは、単純にでっかいキャリー二つを運びながらの移動はしんどいと思うからです(笑)
 郵送だとどうしても受け取り時に税金がかかる可能性や、荷物がどこかに行ってしまう可能性があるので、この方法が一番安心な方法ではあります。

 

 ちなみに、個人的余談ですが、荷物を持っていくのであれば、タイ航空がおススメです。

普通の航空会社は基本預け手荷物1つあたりの重量制限は20キロくらいですが、

タイ航空ではセーバー運賃(一番安いチケット)でなければ1つあたり30キロ、場合によっては35キロまでいけます。留学時に私もタイ航空に救われました。(笑)

(他にも手荷物制限が緩めの航空会社を調べておくといいと思います!)

 

 逆に、お金を少しでも抑えたい場合は、郵送で送るのが一番です。私はスウェーデンの大学院を始める前は、お金がかなりカツカツの状態だったので、でっかい荷物を船便で送ることにしました(無事にスウェーデンに着きました!)

 郵送の種類はEMS便、SAL便、国際郵便、船便、、、など、色々種類がありますが、船便が総じて一番安いです。その次に個人的には郵便局の国際eパケットが安いと感じています。ヤマト運輸や佐川宅急便などの国際郵便を使ったことがなく、そこは比較できませんが。。。。

 

 同じ荷物でも、EMSで送ると1万円~2万円くらいかかるものが、船便だと5,000円くらいだった記憶があります。

 ただ、船便の注意点として、到着までに2か月弱くらいはかかることが見込まれるため、すぐに必要となりそうなものを送るのは控えた方がいいです。

 上記のとおり、私は極貧の中スウェーデン大学院生活を始める予定だったので(笑)、現地で服やコートはあまり買わないようにしようと決めていました。

 そういった理由で、渡航前に船便で色々服を送ることにしましたが、渡航予定は8月末、船便の到着予定は10月末だったので、船便の荷物にいくつか冬服やコートをいれつつ、自分の荷物にもニットやコート、極暖ヒートテックなどを少し忍ばせていきました。これが個人的には大正解で、到着するまでに気候が大分涼しくなり、厚手のセーターとはいかないまでも薄手のセーターはかなり重宝したと思います。

 

 あとは、郵便で関税を取られない、取られても少しで済むための個人的対策をいくつかお伝えしておきますと、

〇郵送の内容物をめちゃくちゃ安く見積もる。

〇荷物をガムテープなどでスーパーぐるぐる巻きにして送る。

 一つ目の方法ですが、国外へ郵送する際、内容物について、何が入っているか、それぞれの値段などを書かないといけないですよね。基本的に持っていきたいものって自分の服とか、ちょっとした日本食とかだったりするのかな、と思うのですが、内容物で記載した値段がある一定の額を超えちゃうと関税がかかり、場合によっては受取り時にお金を支払わないといけない、ということもあります。

 実は、私もベルギー留学中に両親に荷物(冬服や食べ物)を送ってもらうようにお願いしたのですが、内容物を記載する際、両親がとっても正確に値段を書いてくれたおかげで、何とびっくり、荷物受け取り時に154ユーロも払わされました。

(これはベルギーの税関の問題もありますが。さすがにおかしいやろと思って、ベルギーの税関にメールしまくって全額返してもらいました。皆さんも大金を払わされたということがもしあれば、交渉してみる価値ありです。強く生きましょう。)

 とくに学生にとっては、突然予期していなかった巨額なお金を支払わないといけない、しかも自分が送った荷物を受け取るためだけに支払わないといけないのって、悔しいし、結構ダメージ大きいですよね。なので、お金を払わずに済むためにも(少しでも少額で済むためにも)、私は内容物の値段をすごく安く見積もっていました。特に自分の服などは、古着ということで1着100円もかからない感じで書いておりました。


※これが正しい方法かは保証しませんし、逆にロストバゲージがあった場合、保険をもしかけていれば、この内容物の値段分だけお金が返ってくる、とかあると思いますので、そのあたりはご注意が必要です。私はその限りなく少ない確率でロストバゲージするよりも、関税かけずに荷物を受け取りたい方を選びました。

 

 おかげで、スウェーデン生活時に2回ほど荷物を送ったことがありましたが、1回目はタダで受け取ることが出来ましたし、2回目も支払うとしてもかなり少額で済んだ記憶があります。

 

 そして二つ目の荷物ぐるぐる巻き大作戦ですが、これはもはや強硬手段です(笑)大体税関手続きの際に中身を確認されるのですが、税関の人が荷物を開けるのもめんどくさいと思わせるくらいぐるぐる巻きにするという作戦です(笑)

 これもいいのかはわからないし、うまくいかない時もあるかもですが、私が船便で荷物を送った時は、このぐるぐる巻き大作戦を使ってうまく切り抜けることが出来ました!(受け取り時にお金は全くかかりませんでしたし、荷物があけられた痕跡もありませんでした。)

 

 あまり役に立つかはわかりませんが、郵送をお考えの方は是非考えてみて下さい~~!

 

さいごに

 ビザのことから荷物のことまで、とりあえず今のところ思いつく限りのことを書いてみました!今後思いつくものがあれば随時追加していきます!

留学前の渡航前準備、色々大変かと思いますがどうか皆さん少しでも快適に留学生活が始められるよう、準備を整えていっていただければと思います!

 

 

 

この記事が少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです!

 

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