ToMoLog’s blog

海外大学院について、ストックホルム大学院についてのあれやこれやをつづっていきます。皆さんの海外留学・スウェーデン留学のお供となれるようなブログを目指しています。

ミニコラム:研究内容は変わるものなの?

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皆さんこんにちは!


今日はブログと呼ぶには薄すぎるかなと感じる記事なので、コラムと呼ばせてください。

ミニコラムとして「大学院の研究と研究内容について」を少しだけお話してみようと思います。

 

 

皆さんもしかしたら大学院に入るとなったら研究内容は自分が入学当初に考えていたものをずっと研究しなければ、修士論文も動機書に書いた研究内容を書かなければ...!!と思ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。

 

 

もちろん研究内容がずっと入学当初からぶれずにそのままということは、いろいろな授業を受ける上でその研究を頭に据えておきながら学習できるので効率はいいのかもしれませんが、全員がそうかと言われたらそんなことはありません。

 

 

大学院の研究においても、研究内容が変わることはよくあることですし、全然問題ないです。

基い、少なくとも多くの大学がそうだと思います。

例えば皆さんが大学入学当初からアドバイザーが決まっているような大学院に入学するのであれば、その特定の分野に精通した教授のもとで勉強することを決めているわけですから、ある程度限られた範囲でしか内容を変えることはできないとは思います。

 

ただ、ストックホルム大学院の教育学部の場合、一年の終わりごろになんとなく修士論文で研究したいと思っていることを提出し、それに合わせてスパーバイザーが選ばれます(基本的にスーパーバイザーを自分で決めることはできません)。

しかも、後日研究内容を変更したければそれは個人の自由です。

 

例えば、博士課程、PhDなどに行かれる方は、まず大学院に出願する際、かなり綿密で精巧な研究計画を提示する必要があるので、

大学院によっては研究内容を変えることが不可能が大学院もあるみたいです。(すべての大学院がそうということではありません)


しかし、大学院修士の場合は、割とそこらへんは自由なんじゃないかなと思います。

私の学科でも、とりあえず勉強しに大学院に入って、研究内容が最近になってようやく定まってきた、というクラスメイトも普通にいます。

 

私の場合も、もともとはスウェーデンの英語教育と日本の英語教育の比較研究(特にCLILという教育法を中心にした英語教育比較)を行う予定だったのですが、

 

入学したばかりの最初らへんの授業で、「日本とスウェーデンは教育システムが違い過ぎて比較するのは難しいよ」って言われて初っ端から出鼻をくじかれました。

 

以来、日本の英語教育に絞って研究を進めています。

英語教育分野という点ではあまり興味分野が変わっていませんが、当初予定していた研究内容とは大きく変わったことは確かです。

 

さらに、授業を受ける上で、フェミニズムジェンダー教育などにも興味を持ち始め、一瞬修論の研究をそっちに変えようかめちゃめちゃ迷った時期もあります。

 

大学院に入ってからもいろいろな授業を受け、文献を読むうえで、新しいことをいろいろ学ぶと思うし、沢山刺激を受けるはずです。

 

なので、他にやりたいこと、興味のあることにぶち当たった時には焦る必要はまったくないと思うし、選択肢が増えたことで迷いはあるかもしれませんが、研究内容を変えることがよくないことと感じる必要はまったくないです。

また、研究内容の詳しい研究法やデータのとり方、対象分野(研究対象が人なのか、何かの文献資料なのか、など)は、修士課程を進めるにあたって変更する可能性もありますし、外的要因などから変更せざるをえない場合もあります(例えば新型コロナウイルスのせいでやろうと思っていたフィールドワークができなくなってしまった、なんてこともあります)。

 

なので視野は狭め過ぎず、十分広げて、柔軟に対応することが研究する上で、というより割とどんな場面でも、大事なのではないかな、と思います。

 

 

もちろん研究内容が変わらないことは、それはそれで視野が定まっていて素晴らしいと思います。そして研究が定まっている方はどうか迷わずに突き進んでいってほしい。

 

しかし、今回は

「研究内容が変わってしまったらどうしよう」

と、もしかしたら不安になっているかもしれない人のために、

「全然気にしなくて大丈夫だよ!」

と安心させたくてこのコラムを書きました。


もしくは単純に大学院の研究内容事情が知りたい人のために、このコラムが少しでも役に立っていれば幸いです。

 

まとめると、


視野を広げながら研究することも悪くない。新しい興味分野に出会ったのならまた可能性が増えたということでそれはそれでまたよろし。

 

ということです。

 

なので皆さん、その辺はまったく気にしないでください!
それに同じ特定の分野のみを研究し続けるしんどさは、教授自身一番身に染みてわかっていると思いますので、きっとそこに対して攻め立てる教授はいないでしょう (そう願っています)。

 

基本的には最終的に一つに絞ればいいよ、的なスタンスで教授もいてくれますのでご安心を!

 

 

もしも分からないこと、不明な点などございましたら可能な限り頑張って答えますのでこちらにコメント、もしくはインスタグラムもやっておりますので、アカウント@tomolog_logにてDMを送ってくだされば対応いたします。

(返信に時間がかかる場合がございますがどうかご了承ください。)

 

来週からクリスマス休暇に入りますので次の投稿は年明けになるかと思われます。
来年も研究と両立させながら無理のない程度でブログを更新していきたいと考えておりますので、どうか来年もよろしくお願いいたします。

皆さんお体には十分気を付けて、
どうか素敵なクリスマス&年末をお過ごしください!
そしてよいお年を!

ご覧いただきありがとうございました!

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