ToMoLog’s blog

海外大学院について、ストックホルム大学院についてのあれやこれやをつづっていきます。皆さんの海外留学・スウェーデン留学のお供となれるようなブログを目指しています。

私がどうやって海外の大学院を選んだか

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皆さんこんにちは、ToMoLogページをご覧下さり有難うございます!

 

今回は、私がどのようにして海外大学院を選んだのかをお伝えしていこうと思います。

ただ、こちらの記事を読むにあたってご注意してほしいことは、このページの情報はあくまでも参考として使ってほしいということです。ここに載っている情報が全てではありませんし、他にも様々な方法で大学院を見つけている方も多いと思いますので、あくまでも参考程度に!


皆さんも、色々な理由から大学院に行きたい、と思い始めたのではないかと思いますが、

海外大学院に行きたい人といってもいくつかに分かれると思います。

  1. 行きたい大学院・学部が明確に決まっている人
  2. とりあえず海外大学院に行きたい人
  3. 行きたい国は決まっていないけれど学びたい分野がある程度決まっている人
  4. 行きたい国・学びたい分野は決まっているが大学が決まっていない人
  5. その他

1.「行きたい大学院・学部が明確に決まっている人」の人はおそらく行きたい大学が明確に決まっているということで、そもそもこちらのページにたどり着いてはいないかと思いますので、ここでは2~4に該当する方に向けて順番に役立つ情報を与えていければと思います。

 

目次 

 

 

【世界大学ランキングを活用しよう】

 

これは私が実際海外の大学院を決めかねていた時に、大学の先輩で、かつ当時海外の大学院に行ってらした先輩が教えてくれた方法です。

 

世界には大学をランキング化して掲載しているウェブサイトがいくつかあります。有名なものでいえば

 

上海交通大学の大学研究センター( Academic Ranking of World Universities)

 

QS World University Rankings

 

THE World University Rankings 

 

などです。

 

ランキングが全てとは全く思いませんが、せっかく海外の大学院に行くのであれば、

なるべくいいプログラムを選びたいかと思います。その時に訳に立つだろうと思うのがこの大学ランキングです。

 

私の先輩はこれらの大学ランキングウェブサイトのすべてのサイトで上位100位以内に入っている大学から選ぶと(ある程度評価があるというわけだから)安全だと言ってくれました。

 

ちなみに私はこれらのサイトを「とりあえずどんな大学があるか」を知るために利用しました。あとは少なくとも私の学部時代の大学よりかは上のランキングの大学に行きたいということを基準にして選びました。

 

もちろん自分のやりたいことドンピシャ!なプログラムを提供している大学が見つかるのであれば、ランキングに関わらずそこの大学院を目指すに越したことはないと思います(あまりにもランキングが低すぎると少し不安ですが)。

 

さらに上記のランキングのウェブサイトですが、カテゴリーごとのランキングも検索することができます。今回は、QS World University Rankings とTHE World University Rankingsを例に、ちょっと詳しく見ていきますね。

 

QS World University Rankings

www.topuniversities.com

 

まず、単純なランキングを見たいのであれば、QS World University Rankingsのトップページに飛んで、メニューバーの「RANKINGS」をクリックすれば、世界中の大学のランキングを確認することが出来ます。

 

また、ランキング結果のページでは、下の図のようにRanking Indicator に飛べば、overall scoreだけでなく各項目ごとの大学ランキングも確認できるようになっていますよ。

 

QS World University Rankings : Ranking Indicators

 

もう少し詳しく調べたい場合、例えば大学のレベル(学士、修士、博士)や学部や専門分野、そして場所などを調べたい場合は、下記のように、トップページのメニューバー「DISCOVER」から、「University Search」をクリックしましょう。

 

QS World University Rankings


海外大学院全体で調べたい人はStudy Level をMasters、学部生の場合はBachelorsにして検索をかければ世界全体の大学ランキングが出てきます。

 

さらに、学びたい学部や分野、さらに行きたい国も決まっているのであれば、そちらも指定して検索すれば指定範囲内での大学ランキングが確認できます。

 

 

ちなみにこちらのQS世界大学ランキングでは、自分の気になる大学を選んで比較できるチェック項目などもあり、とても便利です!

THE World University Rankings 

www.timeshighereducation.com

 

THE World University Rankingsのページでも分野や特定の場所を指定できるようになっています。

ホームページ→Ranking→メニューバーのWorld University Rankingsに飛んでみましょう。そうすれば、QS University Rankingsと同じように、大学のランキングが出てきます。
下の図のように「ランキング」、「生徒と教授の比率」、「海外からの学生の数」、「男女比」などの項目も掲載されています。

下の図のRANKINGの横にあるSCORESをクリックすれば、QS大学ランキングと同様、各項目ごとのランキングをうかがうことができます。

 

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THE World University Rankings

 

さらにこちらのTHE World University Rankings のページでは、現在UNが提示している持続可能な開発のためのゴール、Sustainable Development Goals に基づいて、各分野に強い大学も検索できるようになっています(ホームページ→Rankings→メニューバーImpact Rankingsに飛びましょう)。これは画期的で便利ですね!

 

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THE World University Rankings: Impact Rankings

 

「とりあえず海外大学院に行きたい人」はこのランキングを参考に大学選びをするのもいいと思います。「行きたい国はあるが大学が決まっていない人」も、上記のウェブサイトから国を指定して大学を比べてみてもいいと思います。

 

「行きたい国は決まっていないけれど学びたい分野がある程度決まっている人」は、上記に挙げたウェブサイトで学びたい分野を指定して検索ができるので、どうぞご活用してみて下さい!

 

 

EUエラスムスプログラムに申し込む方法も】

 上記で挙げた大学ランキングから気になる大学をピックアップする方法の他に、欧州連合EU)の掲げているErasmus Mundus Joint Master Degreesというマスタープログラムからも大学院に申し込むことができます。

こちらは皆さんお聞きしたことがあるかもしれませんが、エラスムスプログラム(Erasmus Programme)というEUが出しているプログラムの一環で、一つの大学に院生として入学するというよりも、EU各国の大学とEU圏外のエラスムスの提携校の中で似たプログラムを持っている大学同士を掛け合わせて一つの大学院プログラムを作ったというような感じです。

 

同じ大学に2年間いるわけではなくて、たいていは半年ごと、または一年ごとに指定された提携校に移動し、勉強を受ける、というのがこのプログラムの特徴です。こちらはなるべくたくさんの国で滞在経験をしてみたい!という方にもピッタリかと思います。

 

私もあまり説明が上手くなく、わからない人は何のことがかさっぱりだと思うので、とりあえず例として一つのプログラムを覗いてみましょう。

下のページをクリックしてみて下さい。

https://eacea.ec.europa.eu/erasmus-plus/library/scholarships-catalogue_en

そしたらErasmus Mundus Joint Master Degreesのプログラムカタログに行きつくはずです。

 

見てもらえばわかりますが、下のようにこちらのカタログでも国や興味分野、行きたい大学などを調べることができます。

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Erasmus Mundus Joint Master Degrees: Programme Catalogue

 

プログラムリストの一番上にある「4CTS+ :4CITIES+ Erasmus Mundus Joint Master Degree in Urban Studies」をクリックしてみます。

すると以下のように、プラグラムの期間、学費やプログラム内容の簡単な説明、そしてホスト大学(Coordinator)と提携大学(Partners)を確認することができます。このプログラムのためのウェブサイトもあるようですね。

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Overview of the Programme 4CTS+

4CTS+の公式サイトを詳しく見てみると、こちらのプログラムでは第一セメスターはホストこうであるブリュッセル自由大学で、第二セメスターはウィーン大学で過ごすことが必須条件で、残りの2セメスターからはプログラム内のコースや自分の希望によって滞在場所が分かれていくみたいですよ。(気になる方はサイトページのMenu→4CITIES→Four+Citiesに飛んでみて下さい。)

 

プログラムによっては北米や南米、アジアやアフリカ大陸など、EU圏外の国に行けるプログラムもありますので、チェックしてみて下さい。

 

さらにこちらのErasmus Mundus Joint Master Degreesでは、応募と同時にErasmus奨学金の出願もできますので、かなり素敵なプログラムかと思います。とにかく、こちらのプログラムに応募すれば受かるか受からないかはともかく、奨学金も同時に応募できちゃうので、とても便利かと思います!

 

※ただ、こちらのエラスムスムンドゥスのいくつかのプログラムでは、EU圏外の学生であれば、すでに学士課程を修了していることなとが出願条件として要求されることがあります。EU圏外の人の応募は大体12月~1月に締め切りますので、現役生で海外大学院の出願を考えているのでしたら要注意が必要です。

 

私も一つ気になるプログラムがあったのですが出願当時まだ学部生だったので諦めたのを覚えています。ただ、必ずしも学士課程修了を応募条件として置いているわけではなく、プログラムによって本当にまちまちなので、そこはしっかり確認してみて下さい。

 

 まとめ

上記では、海外の大学院探しのいくつかの方法として、世界大学ランキングを活用すること、エラスムスプログラムを探すことを挙げてみました。

 

ただ、私自身がそもそもヨーロッパの大学院を中心に見ていたので、アジアやアメリカ、カナダなどの大学の情報は豊富に持っているわけではありません。(申し訳ないです…!)また、私は文系の海外大学院生として大学院を探していたので、上記の方法はもしかしたら理系の方にはあまり参考にならないかもしれないです。その点どうかご了承くださいm(_ _)m

以上、いろいろ書いてみましたが、これらが少しでも皆さんの海外大学院探しのお役に立てればと思います。

他にも、尊敬できる教授がいる大学に行く、自分の好きな論文から大学を探す、など色々な方法から大学を見つけ出すことはできます。といっても今まであまり論文を読む機会がなかった人、今のところこれ!といった教授がいない人もいると思いますので、その他の方法として上記のような大学の探し方もあるよ、と思ってもらえれば幸いです。

 

ちなみにある程度大学候補が決まってきた人は、大体どこの大学ホームページでも教授の主な出版物は公開してくれていますので、
候補の大学のプログラムに在籍している教授の論文などを読んで、候補を絞っていくのもいいかと思います。どの先生のもとで学ぶのか、自分の考えと似た先生はいるのか、という所も大学院選びの大事なポイントになってきますからね。

 

ではでは、少しでもこちらの情報が皆様のお役に当てますよう、祈っております!

 

今後もいろいろ海外大学院、スウェーデン大学院に役立つ情報を載せていければと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

何かご質問ある方はインスタグラムもやっておりますので、アカウント@tomolog_logにてコメント下されば対応いたします~!

ではでは~!


Edited by ToMoYo

 

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